勤務していた工場が倒産。パソコン経験なしの39歳の男性

 


地元では大きい工場の主任として作業をしていた30代後半の男性。

急に会社が倒産し、再就職を考えなくてはいけなくなりました。

それまでは、パソコンを毛嫌いして、日報も手書きで書いていた人でしたが、再就職にあたり、そうはいかない!と一大決心。今時はパソコンできなきゃダメでしょう、と急にかわって個人レッスンを受講なさいました。
希望としては、次のとおり

  • インターネットでエントリーシートを入力できるようになりたい
  • 履歴書に書けるパソコン系の資格が欲しい(できるだけ簡単にとれるもの)

文字の入力もおぼつかなかったので、数回、文字入力のレクチャーをしたあと、毎日タイピングのレッスンをしてもらいました。

当初、エクセルの検定試験を希望なさっていましたが、雇用保険をもらわずすぐに就職したいという要望をお持ちでしたので、MOSの受験をおすすめしました。

週2回、ほぼ1ヶ月。レッスンと宿題を組み合わせていきました。

そして、随時試験で申し込み→受験。

見事合格されました!!!

結果、直接パソコンを使う部署ではないのですが、当初「もう40歳だと難しいかと…」という 対応だった派遣会社に登録。

その後、派遣から社員へ契約変更になり、現在は新しい会社で正社員として働いていらっしゃいます。直接パソコンは使わない部署ではあるのですが、年齢があがっても新しいことにチャレンジするというところを見込んで、ということでした。

もちろん、ベースには製造部門での仕事への評価はあったのですが、資格をとる、ということで前向きな姿勢をアピールできるのはいいですね。

新しい会社で勤務をはじめて3年、彼は今年、中古ではありますが家を購入しました。



カスタム検索

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です