新入社員(内定者)へのMOS取得を必須にしている会社は、私が知る限りでもけっこうな数があります。
その目的は、
- 入社してからの作業効率をあげられるから
- 現場で仕事をするようになる前に、仕事をイメージしてもらいやすいから
- 学生時代の偏った使い方ではなく、まんべんなく広い知識を身に着けることができる
といったものが多いようです。
実際のところ、パソコンスキルというものは、英会話などと一緒で「必要」と思わない限り身につかない。
新しい仕事への希望に燃えている時期なら、学生時代の「なんとなくパソコン」や「レポート仕上げる程度できてれば」から一歩抜け出し、「本当に役立つパソコンスキル」を磨くことができるでしょう。
私が担当していた専門学校の学生も、中学~高校とパソコンを習っていたはずなのに、当初は「何使ってたかなか?ワード?だったかな?文字うってた」なんていうレベルだったのです。
それが、就職活動の中で採用担当者からパソコンのスキルについて詳しく聞かれるうちに、資格取得をめざすようになりました。
目的意識を持ったことで、短期間に習得することができ、入力もおぼつかなかった彼女が、見事ワードとエクセルのスペシャリスト資格を取得することができました。
現在は、建築士の仕事をする中で、さまざまな資料の作成をストレスなくこなせるようになった、と言っています。
他の仕事についた同級生も、DMづくりや表作成など、当初知らなかったいろいろな機能を使えるようになって、パソコン楽しい♪と言ってくれています。
企業の規模や業種でパソコンの使い方は違います。でも、「最低限このあたりはスムーズに使えるようになっているといい」というところまでたどりつけるのがMOS一般(Specialist)のレベルです。 まずはここを目指してみませんか?
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